便の色でわかる体の異変(子ども・妊婦・大人別うんちチェックと注意すべきサイン)
うんちの色や形がいつもと違うと、ちょっとドキッとしますよね。
特に赤ちゃんや子どもの場合は、「緑っぽい?」「白っぽい?」など、色の変化に敏感になる方も多いと思います。
💡ポイント: 便の色は、食べたもの・腸内環境・胆汁の流れ・出血など、体の中の“健康バロメーター”を映しています。 変化が続くときは、早めに医療機関に相談しましょう。
子どもの便の色と注意すべきポイント
赤ちゃんや乳幼児の便は、母乳やミルク、離乳食によって大きく変わります。
しかし、「白っぽい」「灰色っぽい」「緑が強い」などの場合は、病気のサインのことも。
| 便の色 | 考えられる原因 | 注意点・病気の可能性 |
|---|---|---|
| 黄色~黄褐色 | 母乳やミルクによる正常便 | 問題なし |
| 緑色 | 鉄分摂取・母乳中の胆汁・整腸不良 | 一時的なら心配なし |
| 灰白色・白色 | 胆汁が腸に届いていない | 胆道閉鎖症の可能性あり。早期受診を! |
| 黒色 | 鉄分・出血性疾患 | 数日続くなら要受診 |
👶 胆道閉鎖症は、
・新生児〜生後4ヶ月以内に多く発症
・胆汁が腸に流れず肝臓にたまる
・1万人に1人が発症、女児に多い(男女比2:1)
※白色便が見られたらすぐに病院へ相談しましょう。
・新生児〜生後4ヶ月以内に多く発症
・胆汁が腸に流れず肝臓にたまる
・1万人に1人が発症、女児に多い(男女比2:1)
※白色便が見られたらすぐに病院へ相談しましょう。

成人の便の色と性状チェック
大人の便の変化は、食事だけでなく、腸炎や出血、肝胆道系の異常なども反映します。 以下のような色・状態が続くときは注意が必要です。
| 便の色・性状 | 特徴・病気の可能性 |
|---|---|
| 黄色(水様) | ウイルス性腸炎(ノロ・コレラなど) |
| 赤色(血性下痢) | 虚血性大腸炎・出血性大腸炎 |
| 赤色(鮮血便) | 大腸がん・痔・腸管出血性大腸菌感染 |
| 黒色(タール便) | 上部消化管出血(胃・十二指腸潰瘍など) |
| 茶+赤色(粘血便) | アメーバ赤痢・潰瘍性大腸炎・細菌性腸炎 |
| 白色便 | 閉塞性黄疸・ロタウイルス感染 |
| 緑色便 | サルモネラ腸炎など感染性疾患 |
| 硬い兎糞様便 | 過敏性腸症候群・便秘傾向 |
💬 便の色は「1回だけ」では判断できません。 数日続くか、体調変化(発熱・腹痛・体重減少など)を伴う場合は医師の診察が必要です。

●以下の文献を引用しています↓

🌿 妊娠・産後・育児中の便変化
妊娠中はホルモンの影響や鉄剤の服用で、便の色が変わりやすくなります。出産後は便秘や脱水、食事変化でさらに影響が出やすい時期です。
- 黒っぽい便:鉄剤の影響が多い
- 白っぽい便:胆汁の流れが悪化、薬剤性もあり
- 硬い便:水分・食物繊維不足
- 緑便:サプリメント・腸内フローラ変化
💡育児中ママのワンポイント:
ストレス・寝不足・食生活の乱れも腸に影響します。
便が出にくいときは、水分と軽い運動、食物繊維を意識しましょう。
ストレス・寝不足・食生活の乱れも腸に影響します。
便が出にくいときは、水分と軽い運動、食物繊維を意識しましょう。

まとめ:色だけでなく“続くかどうか”を確認
便は、体の状態を教えてくれる大切なサインです。
「色」「形」「におい」「回数」「続く期間」などを総合的に見ることで、病気の早期発見につながります。
✔ 黄色〜茶色:正常範囲 ✔ 白・灰色:胆汁が流れていないサイン ✔ 赤色・黒色:消化管出血の可能性 ✔ 緑色:腸内細菌バランス・感染症の可能性
うんちの観察は少し勇気がいりますが、健康チェックの第一歩。 気になる色や変化があるときは、慌てず、記録を取りながら医療機関に相談しましょう。